マンション管理士 合格率と難易度

30歳~60歳までが、等しく受験のコア層を占めます

手始めにひとつの試みとして、マンション管理士の性質を「受験者層」から推し量ってみたいと思います。どんな人たちがこの試験を受けているのかが見えてくると、マンション管理士の社会的な位置づけが浮き彫りになり、なぜ新設の資格がこんなに難関なのかもご理解いただけると思います。

それではさっそく以下のデータをご覧になってください。

■データ2<受験者の年齢分布/平成22年度>

年齢

受験者数

合格者数

合格率

~29歳

1,673(9.4%)

129(8.5%)

7.7%

30歳~39歳

3,947(22.3%)

345(22.6%)

8.7%

40歳~49歳

4,299(24.3%)

375(24.6%)

8.7%

50歳~59歳

4,454(25.2%)

387(25.4%)

8.7%

60歳~

3,331(18.8%)

288(18.9%)

8.6%

合計

17,704(100.0%)

1,524(100.0%)

8.6%

◆40代から60歳までの受験者が全体の5割を占める試験
マンション管理士のようにステイタスの高い資格で、この受験者層の年齢分布について意外な感じを持たれなかったでしょうか。
社会的にステイタスの高い資格といえば、管理人には、医師、弁護士、税理士などが思い浮かびます。そしてこうした資格ではいずれも、受験者は、20代~30代前半などなるべく若い年齢で合格を目指そうとするでしょう。投資をした時間を、後の人生で回収する必要がありますから。

しかしマンション管理士に関しては、かなり事情が異なります。30歳未満の受験者は一割にも達していません。その理由は、端的に申し上げればマンション管理士は非常にコンサルタント色がつよい職業だからです。

仕事内容は後に詳しく紹介しますが、マンション管理士は、十分な社会人経験(もっと絞り込んで、マンション管理、建築施工、不動産運用ほか)がないと、この資格だけを持っていても容易には役割を果たせません。

年齢分布のパーセンテージに注目してほしいのですが、30歳~60歳までが均等に受験者のコア層を占めています。
一つ目の答えを申し上げるなら、この資格は「マンション管理士となんらかリンクする社会人経験を持つ大人が、本気で挑んでくる資格」であるということです。

詳しいデータが拾えなくて残念ですが、
マンション管理士の試験では、先に述べたマンション管理、建築施工関連経験者、不動産経験者のほか、行政書士、司法書士、ファイナンシャルプランナーなどの有資格者などが大勢受験をしているのは事実です。

受験資格に一切制限はありませんが、実際の受験者層には能力ある方々がたくさんいます。
マンション管理士の合格率の話に入る前に、このことを十分ご理解ください。

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