マンション管理士 合格率と難易度

国のねらいは質の高い人材の育成

日本全国で500万戸を超えるマンション。そうした既存のマンションの多くは、今後大規模な修繕の必要に迫られています。
なにせ500万戸のうち4戸に1戸は、すでに築20年を超えているのですから。

このあたりの事情は、むしろこのサイトをご覧のみなさんの方がお詳しいとは思いますが、あと10年も経たないうちに、日本には築30年を超えるマンションが100万戸以上もあふれかえってしまうことになります。
行政がマンション管理士の育成を急ぐのは、まったく正しい政策なのでしょうね。

●国土交通省施行の法律に沿って誕生
少しだけ歴史を紐解いてみましょう。マンション管理士の試験が開始されたのは平成13年(2001年)のことです。その前年に、国土交通省が施行した「マンション管理の適正化の推進に関する法律(通称マンション管理適正化推進法)」に基づき、適切なマンション管理をアドバイスするプロを輩出するよう、新たな国家資格としてマンション管理士試験が開始されました。

マンション管理士は、国土交通大臣指定のマンション管理士試験に合格し、(財)マンション管理センターに登録すると、初めて有資格者として認可されます。

しかしながら2011年現在、実登録者数はまだ1万5000人ほどでしかありません。
その理由はすでに述べてきたよう、「有資格者の輩出急務」と「能力ある有資格者の育成」という、政策サイドの2つの思惑のせめぎあいにあると思います。

フラットに需要と供給という観点から見てみますと、築30年超え100万戸に対して現状1万5000人のマンション管理士という状況です。単純な割り算をしてみただけでもマンション管理士はまだまだ足りていないのがお分かりになるでしょう。

これは管理人の個人的な予測に過ぎませんが、マンション管理士試験は今後しばらく、もうこれ以上難易度が高まることはないと思います。もう十分にハイレベルな水準で試験体制が確立されているからです。

そしてこのことが、皆さんに唯一自信を持ってお話しできる安心材料です。
マンション管理士の試験には、難易度や合格率のことはあまに気にならさずに、
すでに確立されている過去の試験傾向を押さえ、37点を取ったら合格できます。

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