マンション管理士 合格率と難易度

区分所有法や民法ほか、約18科目の準備が必要

具体的な学習方法のお話に入る前に、このページではマンション管理士の試験範囲を概観してみましょう。独学で勉強しようと思われている方はもちろんのこと、スクールや通信講座などの教育機関をお考えの方も、とりあえず予備知識としてお読みになってみてください。

マンション管理士試験の出題分野は大きく4つに分かれています。

(1)「マンションの管理の法令と実務」
(2)「管理組合の運営円滑化」
(3)「マンションの建物や附属施設の構造と設備」
(4)「マンション管理の適正化を進めること」 の4つです。

この4分野は、「法令」、「管理業務と会計」、「設備」の3つの括りで整理することもできます。

「法令」系は、区分所有法、マンション標準管理規約、民法、不動産登記法
「管理業務と会計」系は、マンション標準管理委託契約書、会計・税務・簿記
そして「設備」は、建築、設備、都市計画法、などの内容が出題されると考えていただければよいでしょう。

ですから実際の試験準備では、学習者は、法令、管理業務と会計、設備の3つ括りで、18科目前後を勉強することになります。それにより冒頭の4つの出題分野の設問について、まんべんなく対応できるようになります。

初めてマンション管理士の試験情報に触れられる方ですと、きっとこのことをすぐに整理するのはむずかしいと思います。実際(財)マンション管理センターが公布している受験案内を見てみても、それだけだと最初は何を勉強したらよいのかよくわからないのです。

それでおおよそどんな分野から出題されるのかイメージしていただくために、以下に2007年度の試験の出題全50問を科目別に分類してみました。

■区分所有法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16問
■民法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5問
■不動産登記法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2問
■マンション建替円滑化法・・・・・・・・・・・・・・・・・1問
■マンション管理適正化法・・・・・・・・・・・・・・・・・5問
■中高層共同住宅標準管理規約・・・・・・・・・・・5問
■建築基準法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2問
■都市計画法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1問
■水道法と消防法の理解・・・・・・・・・・・・・・・・・・2問
■マンション管理組合の運営が円滑になる方法・・・1問
■マンションの建築物の形質や構造に関すること・・ 10問
(※2007年度の本試験の出題 全50問)

「区分所有法とマンションの設備・建築が最優先で、それから民法やマンション管理適正化法などを中心に法令科目をたくさん勉強すればいいのかな!?」

大体そんなイメージでいてください。
マンション管理士の試験範囲は非常に広範で、年に1問出題されるかどうかという科目まで含めて説明すると、かえって全体像がぼやけてしまいます。

ラフな解説になりますが、区分所有法、建築・設備の全般、さらに民法、マンション管理適正化法、中高層共同住宅標準管理規約などの重要科目をしっかり固めた上で、その他の科目から可能なかぎり得点を拾っていくのが、この資格の勉強法としては正攻法になります。

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